2010年06月11日

「Twitterやめるだう!」――ハマコーが次に目指すものとは(Business Media 誠)

 2009年ころから急速に普及しているTwitter。2006年に米国でスタートした当初は、IT関係者が利用者の多くを占めていたが、現在では企業トップからスポーツ選手、漫画家まで幅広い層が活用するようになっている。

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 自らの声をリアルタイムで直接伝えるために利用している政治家も多い。そんな中、現役の国会議員たちを差し置いて、政治家では鳩山由紀夫氏(@hatoyamayukio)や東国原英夫氏(@higashitiji)の次に多いフォロワー数(17万人超)を獲得しているのが元国会議員の浜田幸一氏(@555hamako)だ。

 2010年1月にTwitterを始めた浜田氏は、「〜だう!」などの独特な言い回しや、マイクロソフトのビル・ゲイツ会長に直接ツイートするなどで人気を集めている。6月8日には、これまでのTwitterでの軌跡を描いた書籍『ハマコー だう! ツイッターの言葉力』(講談社)を刊行。ところが、浜田氏は「Twitterはそろそろやめる」という。17万人のフォロワーを集めたTwitterをなぜやめるのだろうか。

●Twitterやめるだう!

――今年の1月21日にブログ、1月25日にTwitterを始めたと思うのですが、始めた動機を教えてください。

浜田 オバマさんが、大統領選挙の時にTwitterを活用したと聞いたんだ。それで、「Twitterとは何か?」と後輩に聞いたら、「つぶやくことだ」と教えられた。「つぶやくだけか? つぶやくだけじゃ、相手が分かんないじゃないか」と言ったんだ。そうしたら、「学校のようなところで紙をまいて読んでもらうんだけど、カネがかからない。それがTwitterだ」と教えてくれた。

 私の後輩というのは、とにかく頭いいんです。私はその後輩に教育されたんですよ。

――ブログに「コンサルを受けている」と書いてあったのですが、教えてもらっているのですか?

浜田 そうです。私は何でも、自分でどうのこうのするよりは、教えてもらった方がカッコいいと思っているんです。

 俺、1つ聞きたいことがあるんだけど、インタビューが来るたびに「何で●●?」「何で●●?」と聞くんだよね。俺、意味分からんのだよ。何で私のところに来るのか、意味が分かんないんだよ。それで、俺のところにインタビューに来て、「先生はアレですか。本当にTwitterやってるんですか?」と聞いた失礼な奴がいるんだよ。

――たまにスタッフのつぶやきが混じっていますよね。

浜田 それはほら、自分の頭で解釈できないことだと、スタッフを活用するんです。人間は自分の頭だけで考えるんじゃなくて、能力のある頭を活用することが大事だと思っているんです。

――自分が言ったことを、能力のある人に代わりにうまく書いてもらうということなんですか?

浜田 そうやって言うと何か……、まあそれでもいいや(笑)。私はそういう問題(誰が入力しているか)についてはあまり気にしていません。

――Twitterでは50人くらいをフォローされていますが、フォローしている人の発言はどのくらい読んでいますか?

浜田 全然読んでない。(フォローしている)政治家のツイートは面白くないんです。鳩山さんのように、総理大臣を辞めるような人をフォローしているので。「フォローしている人のツイートを読んで、何か得るものがありますか?」というのが私の答えです。

――浜田さんに向けてのツイートはどのくらい読まれていますか?

浜田 全然読んでない(ここで『ハマコーだう!』担当者が「メールは読みますよね。時々、Twitterで紹介しているアドレス宛てのメールは」とフォロー)。

――どんなメールが来るんですか?

浜田 日本はつぶれる(と書いたメール)。私はあなたに聞きたいんだけど、あなたは何でTwitterで日本中の人のツイートを読むんだ?

――例えば、今日(6月8日)だと新しいiPhoneの発表があったりしたのですが、Twitterを見ると、それに対してみんながどう思っているのかがリアルタイムで伝わってきたりするからですね。

浜田 ということは、世の中の前進につながると思って、読んでいるわけですね。Twitterのスピードで得たものは何ですか?

――私は記者なので当然記事を書くのですが、それに対しての反応がものすごく早く伝わってくるのがいいですね。それに、ブログだと書くのに時間がかかるので、記事を読んで何か思ったとしても書く人は少ないんです。Twitterだとひと言でいいだけに気軽に書けるので。それは罵倒でも全然良くて、反応があること自体がうれしいですね。

浜田 実際問題として反応があるからうれしい。ただ、私は感覚が違うんですね。Twitterは確かに優秀で、価値のあるものだと思いますよ。でも、Twitterが新しい時代に向けて、どういう形で貢献しているのか? 早く、分かりやすくツイートされた場合でも、完全に理解できない内容もあったりするじゃないですか。私は「1000億円稼いだ人間の作ったものが実際問題、1000億円分世界に貢献しているか?」ということを聞いているんです。

 私はもうTwitterやめちゃいますよ。

――えっ?

●Twitterを超えるものを作る

浜田 Twitterなんかいつまでもやってらんない。ホントだって。ウソでも何でもない。その代わり、次の新しいものを作って、必ず(Twitterを)追い越す。

――いつごろやめるご予定なんですか?

浜田 6月か7月。

――本当ですか。次にどんな新しいものを作るんですか?

浜田 それは秘密(笑)。これは、まあ私が作るわけじゃないから。もっと頭の良いのがいますからね。もう、ホントのことを言うと、できあがっちゃっているんですよ。

――それはTwitterとはまったく違ったものなんですか?

浜田 名前も違うし、形も違う。

 私はウソは言わないんですよ。ウソは言わないし、ウソ言ったってしょうがない。ただ、「楽しみのためにTwitterをやっている人間と長い間、付き合う意志がない」と言っているだけなんです。

――つまり、次のステージでは、楽しむためではなく、目的を持った人が集まる場を作りたいと考えている。

浜田 その通り。

 今、Twitterは商業ベースになっているでしょ。そういうものを相手にして、商業ベースで誰にも負けないものを作るんです。「そんなものできるわけないじゃないか」とみんな思っているかもしれないけど、これは必ずできます。米国の人は頭がいいけど、我々の周囲にはもっと頭がいい奴がいると知らないんだよね。

 というのもね、本(『ハマコーだう!』)を書きながら、できちゃったんだよ。それでもうTwitterはやめると。死ぬ前に誰も作ることのできないものを作ろうと思った。

――Twitterにいっぱい人が集まる様子を見て、「俺もそれを超えるものを作りたい」と思ったんですか?

浜田 うん。だけどやっぱりいい加減に言ってるから、あんまり真剣になって聞かないほうが(笑)

――やめようとされているのは、いい加減に言っているんじゃないんですか?

浜田 やめることだけは間違いない。

――6月くらいまで試してやめるというのは、最初から決めていらっしゃったんですか。

浜田 大体6〜7月ころと決めていた。私はまだTwitterを始めて有名になったばかりで、「ここまで有名になったのにそんな早くやめなくていいだろう」とも思ったんだけど、(一緒に新しいものを作っている)相手が「もうTwitterは終わり」と言うから、やめることにした。

――Twitterをやめて、ブログは続けられるんですか?

浜田 何もやらない。

――何もやらないで全部そっちに移動する感じなのでしょうか?

浜田 うん。まあいずれにしても、Twitterのようなものに全然関係のないものじゃないよ。Twitterと同じようにデジタルの世界の話ではあるんだけど、まったく違うものになるね。

――楽しみにしています。

【堀内彰宏、加藤宗肖】

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posted by イワヤ マサオ at 12:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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